続きまして、牡牛座の神話を。
私が知ってる限りでは、牡牛のモデルは主に3種類あるようです。
1つ目、ゼウスが自ら変身した牡牛。
2つ目、イオが変身させられた牡牛。
3つ目、ポセイドンorアプロディーテーの持ち物である牡牛。
一番メジャーなのがゼウス変身説ですね。
今回は、それを書き留めておきます。残りの2つはまた今度。
牡牛座はアルデバランを含むヒアデス星団と、プレアデス星団を有する星座。
まるで上質な宝石で着飾ってるみたいで、牡牛らしいなーと思います。
一つの星座に複数の説やストーリー分岐があったりするので、
できる限り多くのエピソードを挙げたいと思います。
私の知らなかった話や、勘違いしてた話もあるはずですから、
そのつど、追加したり書きなおしたりしていきます。
では最初は、順番通りに牡羊座から。
あいかわらず放置気味のブログです。
本スレが本来の意味でのお星様な話題が出ていたので便乗。
今回はホントに覚え書き。
秋の空は、なぜか水にまつわる星座がたくさん。
うお、みなみのうお、みずがめ、くじら、いるか、エリダヌス。
やぎも下半身が魚だし、やっぱり水系。
これは、古代にこのあたりの空が海とされていたから、らしい。
あと、季節的に雨が多かったというのも理由のようです。
さて、ここで、やぎ座とうお座の神話を思い出してみましょう。
神々が水辺で宴会をやってたら、怪物テューポーンに襲われて、
慌てて動物に変身して逃げ出したという…
この話は、やぎ座のパンと、うお座のアフロディーテ母子が有名ですが、
一説には、おひつじ座もゼウスが逃げる時に変身した姿と言われています。
(ゼウスが牡牛に化けて逃げた説もあるけど、そこから星座になったかは不明)
つまり、怪物に驚き逃げ惑う神々の姿が一か所に集合しているんですね。
みずがめ座は仲間はずれ? いえいえ、宴会ですから、お酌は必要でしょう。
こうやって考えると、夜空に壮大な酒宴の様子が見えるようです。
まあ、実際は、秋の空はペルセウスの英雄譚関係の星座が幅きかせてるわけで。
(ペガススとかカシオペアのがどうしたって目立つ)
暗い星の多い黄道星座はイマイチ探しにくいのが寂しいところです。
牡羊と双子
牡牛と水瓶
蟹と獅子
乙女と天秤
蠍と射手
山羊と魚
この組み合わせの共通点は?
…
もちろん神話繋がりです。
アルゴー号繋がり(牡羊の毛皮を求めて旅する船の乗組員に双子)
ゼウス繋がり(牡牛に化けて王女攫ったゼウスと、鷲に化けたゼウスに攫われた少年)
ヘラクレス繋がり(ヘラクレスに退治されちゃった獅子と大蟹)
アストレイア繋がり(正義の女神と、善悪を量る天秤)
テュポーン繋がり(川で怪物テュポーンに襲われ、慌てて変身して逃げた姿が山羊と魚)
蠍と射手は神話つか星座の位置関係だから、ちょっと違うか。
射手の矢は蠍の心臓を狙ってるっていう…
オリオン、蠍、射手の宇宙を駆ける壮大な三つ巴追いかけっこ。
射手の神話自体は蟹・獅子に近いし。(誤ってヘラクレスの毒矢を受ける)
蠍は退治されるどころかオリオンを退治しているのが凄い。
で、何がしたいのかというと、
この繋がりでできた組み合わせで何かお話ができないかなーと。それだけ。
前後とかエレメントとか角度とか、つい偏った組み合わせになってしまうので、
新しいパターンを考えてたらこうなった。
乙女と天秤、山羊と魚あたりはちょっと新鮮な気がする。
多少、神話になぞらえたようなエピソードがあったりしても面白いかも。
まあ、やり過ぎない程度に。山羊魚だとギャグにしかならなそうだけど。
惑星を司る神は有名だけど、個々の星座にも守護神がいるらしい。
いかにもな神様もあれば、何故?と思うような神様も。
それぞれの相関関係と重ねて見るとちょっと楽しいかもしれない。
※ 神話は諸説あるものなので、ここに書いてあるものは一つの例として見てください。