家とか戸籍とか生活する上での分担について。
家の外観は磯野家あたりをイメージしていただければ。
（年の瀬漫画で部分的には描きましたが）
家について。
平凡な地方都市の住宅街の一画。
元々は川田夫妻の所有だったが、今は牡羊の名義になっている。
木造二階建ての母屋と渡り廊下で繋がった離れがある。
生垣とブロック塀で囲まれた庭には小さな花壇と物干し台。
客間以外床は全てフローリング。
これは川田夫妻が子供達を預かるに当たりリフォームした為。
母屋一階。
玄関から真直ぐ伸びた廊下の先にドアがあり、離れに続いている。
左手に客間、トイレ、洗面所、風呂場、二階に続く階段。
右手に居間、食堂、台所。（この三部屋は一続きになっている）
右手の部屋は南側が掃き出し窓になっており、縁側が付いている。
洗濯物を干す時はここから外へ出る。
母屋二階。
基本的に年少組の私室。全て洋室。
階段を上がって、左手の最も広い部屋が山羊・水瓶・魚の子供部屋。
その隣が蟹、左手一番奥が獅子。
廊下挟んで向かい側が乙女、隣が蠍、右手一番手前が射手。
蟹はチビ達の面倒を見る為に子供部屋の隣を自室にしている。
ベッドと勉強机は全室お揃いで、かつて年長組が使っていた物。
子供部屋のみ二段ベッド。上は山羊、下は水瓶と魚が一緒に寝ている。
蠍と射手はもともと一緒の部屋だったけど射手の私物が侵食。
隣室の天秤が離れに引越し、その天秤の使っていた部屋を蠍が貰った。
離れ。
基本的に社会人組の私室。全て和室。
狭い廊下を挟んで両側に二部屋ずつある。
右手手前から牡羊、双子。左手手前から天秤、牡牛。
和室なので畳の上に布団が基本だが、双子だけはソファベッドを置いている。
兄弟達の戸籍について。
牡羊、双子、蟹の３人は川田家の養子になっている。
牡羊はもともと川田家と懇意であり、家と弟達を守る必要から。
双子は戸籍の無い状態では不便なので。
蟹は実の親との縁を断ち切る為に、それぞれ養子になった。
なので、血の繋がりは無いけど戸籍上この三人は本当の家族。
牡牛と獅子は亡き家族との絆から養子になることを拒んだ。
乙女、天秤、山羊は連絡の取れる家族が現存する。
蠍は家族は無いが戸籍はある。（本人は知らない）
水瓶は家族は生きてると信じている。
射手、魚は消息は不明だが家族は生きているらしい。
牡羊は、弟達がそう願うなら、自分の養子として受け入れるつもりでいる。
（可能性としては、蠍、射手、水瓶、魚あたり）
役割分担について。
家事を仕切っているのは主に蟹。
家族の健康を気遣った栄養バランスのとれた食事を作る。
美味しさ優先の豪華な料理や大人向けのメニューは牡牛の担当。
蟹がいない時は牡牛が全員分の食事を作ることもある。
大人達がいない時は天秤や蠍が台所に立つこともある。
洗濯や掃除は皆で分担。
個人の部屋はもちろん持ち主が掃除している。
子供部屋は時々蟹が手伝ってくれる。
学校行事は年長の四人で時間の空けられる者が行く。
牡羊や双子が行くと高確率で『お兄さん』と呼ばれる。
牡牛が行くと高確率で『お父さん』と呼ばれる。
蟹が行くと『むしろお母さん』と（心の中で）呼ばれる。
家事以外の家庭内ルールを取り仕切っているのは乙女。
最近は家計簿まで預かるようになった。